title: JSON in TiddlyWiki ja-title: TiddlyWikiでのJSON tags: Features type: text/vnd.tiddlywiki created: 20220427174702859 modified: 20241214111229300 original-modified: 20220611104737314 !! 紹介 JSON(~JavaScript Object Notation)は、データの保存と転送に広く使用されているデータ構造の標準化されたテキスト表現です。 JSONはTiddlyWikiのさまざまなコンテキストで使用されます。例: * TiddlerはTiddlyWiki HTMLファイル内でJSONデータとして表現されます * Tiddlerの集まりはJSONファイルとして[[エクスポート|How to export tiddlers]]および[[インポート|Importing Tiddlers]]できます * プラグインTiddlerは、構成要素の隠しTiddlerをJSONデータとして保存します * クライアント-サーバー構成では、クライアントとサーバー間の通信に[[JSONメッセージ|TiddlyWeb JSON tiddler format]]を使用します * DataTiddlers内の任意のJSONデータは、一連のフィルター演算子とアクションウィジェットを使用して処理および操作できます !! JSONについて 公式ウェブサイト https://json.org/ の JSONの技術的説明は簡潔です。ここでは主な機能を要約します。 JSONは次の2つの基本データ構造をサポートします: ''配列''はアイテムのリストです。アイテムは数値インデックス(0始まり)によって識別されます 配列の例は次のとおりです: ```json ["one","two","three\"four"] ``` 次の配列の機能に注意してください: * 配列はアイテムのリストを囲む角括弧で表されます * 各アイテムは二重引用符で囲まれた文字列です。二重引用符は、その前にバックスラッシュ(`\`)を付けることで文字列内に含めることができます * アイテムはカンマで区切られます ''オブジェクト''は名前と値のペアの集合です。各アイテムは一意の名前で識別される値です オブジェクトの例は次のとおりです: ```json { "first": "これは一番目の値です", "second": "これは二番目の値です", "third": "これは三番目の値です" } ``` 次のオブジェクトの機能に注意してください: * オブジェクトは、名前と値のペアのリストを囲む中括弧で表されます * 各名前/値のペアは、二重引用符で囲まれた名前、コロン、そして値で構成されます * 名前と値のペアはカンマで区切られます 上記の例はすべて文字列値を示しています。JSONはいくつかの異なるタイプの値をサポートしています。これらのタイプはいずれも値として使用できます: * 上に示したような文字列値 * `1`, `3.14`のような符号付き十進数として表される数値、指数表記も使用できます。例: `-1E10` * キーワード`true`と`false`とで表されるブール値 * 欠損または不完全なデータを表すために使用される特別な値 `null` * オブジェクトと配列も値であり、複雑なネスト構造を表現することができる !! データTiddlerの操作 * [[JSON Tiddlerからのデータの読み取り|Reading data from JSON tiddlers]] * [[JSON Tiddlerの構築|Constructing JSON tiddlers]] * [[JSON Tiddlerの修正|Modifying JSON tiddlers]]